AffinityDesignerでバイクと街の背景を描いてみました
先日AffinityDesignerで描いたバイクに街の背景を加えてみました。(近所の道路や歩道などのある横道を撮影するなどしておくと非常に参考になりました。)
AffinityDesignerは今後ゲームの素材などを自作できるようにするために、iPad版のアプリを購入し、色々なツールなどを試しています。
背景は近所で撮影した写真を構図の参考にしながら描写しています。
壁、歩道、道路をだいたいのエリア分けをして、描写しています。
道路の描写
道路は灰色系のグラデーションとノイズをかけたもので描画しています。
奥行きを表現するために、手前のノイズは63%、奥は24%にしてみました。
道路の白線の描写
白線は白い正方形を変形させて道路に合わせています。次に白線を親レイヤーとなるように少し削れた感じの描写をするために、黒い削れたような汚れを適当に追加しています。汚れのオブジェクトはペンツールなどで適当に描画していますが、親子関係がいじされていれば、白線からはみ出してもその部分は描写されないので、かなりざっくり作っています。
排水溝の描写
排水溝も道路で使用したノイズありのグラデーションで適当に描写しています。色を道路よりも薄めにしたりしながら調整しています。排水溝も白線の時と同様に排水溝を親レイヤーにして、楕円グラデーションで中央から外側にかけてだんだん透明になるような感じで適当な汚れのオブジェクトを追加しました。
排水口の描写
排水口はペンツールでかなりざっくりとして感じで周りを描いています。(撮影した写真を参考にしながら、奥側をわずかに内側に変形させるなどしています。)その他はかなりざっくりとしたオブジェクトを濃い目のグレーの色のグレデーションで描画して設置しています。
道路の汚れの描写
道路の汚れも適当な形のオブジェクトと排水溝で使用したような半透明のグラデーションで描画しています。
ヒビはペンツールで適当なストロークにしたりしながら追加しています。
Affinity Designerを触り始めました
最近iPadアプリのAffinity Designerを触り始めました。iPad上でベクターグラフィックを作成可能なツールです。
ベクターとラスターの両方を扱える
Affinity Designerではベクターとラスターの両方を扱うことができます。ベクターで作った画像にラスターのブラシで描画することが可能です。
https://gyazo.com/40647aec687b15a1acf4532c389b2cf9
親オブジェクトをベースとしたクリッピング
レイヤーで親オブジェクトの子となるように、子のオブジェクトを配置すると、親オブジェクトの描画範囲内に子のオブジェクトはクリッピングされるので、親オブジェクトに対してハイライトや影などのオブジェクトを追加するのが容易でした。
ブラシ
ブラシの種類もかなり豊富で、単純なオブジェクトに対してブラシをストロークに適用するだけでもちょっとした見栄えになりました。
https://gyazo.com/98461f4bbc44d406653411c7eb70ba87
パス
ペンツールもかなり使いやすく、スタピライザなどを使うことで、螺旋のようなものを描画しやすく、スマートペンにすると、適当に点を打っていくだけでも、いい感じに曲線になっていくので、調整程度でオブジェクトの描画ができました。
https://gyazo.com/ccde5198d8c57c7bd0b28a585f6ba1d0
https://gyazo.com/83aa01b1d629b766cf0d00b072b14eb3
グラデーション
グラデーションもApplePencileや指でなぞるだけで設定でき、透明度やノイズなども設定できるので、背景などでもうまく活用できそうな印象を受けました。
https://gyazo.com/969070640c477ccf1109cafce92ed972